滋賀「農事組合法人酒人ふぁーむ」様で稲刈り体験。
9月8日 滋賀県甲賀市にある「農事組合法人酒人ふぁーむ」様に田植え時と同じく弊社直営店おこめの美米庵のスタッフ3名とお伺いし、稲刈りを体験させていただきました。
※田植え時の様子は 滋賀「農事組合法人酒人ふぁーむ」様で田植え体験。 の記事をご覧ください。
当日の朝はあいにくの天気となり稲刈りの実施は危ぶまれましたが、稲刈りスタート前には雨も上がり稲刈り体験を行うことが出来ました。
手刈り時の鎌の使い方や注意点、刈り取り後の束ね方をレクチャーいただき圃場へ出発!
めったに持つことのない鎌と恐る恐るではありますがいざ作業開始!
しっかりと実りこうべを垂れた稲穂を眺めながらズバズバ稲を刈り取り・・・とはなかなかいかず、しっかりと育った太い茎を中々切れずに悪戦苦闘・・・。
また刈り取った稲の束をくくる作業も農家の方は簡単にやっているように見えますがこれがなかなか難しくこちらも悪戦苦闘。
何とかご協力いただき稲を刈り取り終えた後は現在では乾燥機が主流となり、珍しくなった昔ながらの天日干しのために稲架掛けを行いました。
乾燥機なら1日程度でできる乾燥の工程も天日干しの場合は10日程度かかり、雨のたびに移動させなければならない大変な作業とのこと。
すべて干し終えた後の光景は何とも感慨深い光景となりました。
そして作業終了後に今回朝の雨のため使用できなかったコンバインなどの機械を見せていただき、さらに乾燥機、石抜きなど刈り取られた稲から私たち美米庵のスタッフが販売する玄米の状態になるまでの作業内容を機械とともにレクチャーいただきました。
販売スタッフも手元にお米が届くまでに色んな作業、努力があることを実感できました。
また昼食時には前回同様交流会も実施させていただきました!
今年の有機のコシヒカリは植え方や草取りに力を入れ高温障害がある中でも安定した品質を保てたとのことで販売者としても非常に有り難いこととなりました。
また有機のお米を何年も栽培していく中でノウハウも増えてきたことも品質の安定につながっていることを教えていただきました。
しかし近年では生命力の強い外来種の雑草が多くなり、駆除にも手を焼いていると新たな問題なども発生しているとのこと。
加えて昔の脱穀の様子を千歯こきや唐箕などの古い道具の写真を交えて解説頂きました。
前回の田植え時と同じく、今回も貴重な体験をさせていただき、より一層店舗にお越しいただける消費者の方にしっかりと米作りの思いを伝えていきたいと感じました。
弊社直営店おこめの美米庵では有機栽培滋賀県産コシヒカリを販売しております。
ぜひ一度ご賞味ください。
作成者:水本 悠佑