食品の衛生・安全管理は、食品企業にとっては、当然のこととして取り組んで参りましたが、今後の国内外の衛生・安全管理に対し、厳格化が進む視点を踏まえ、明確な規格基準に基づき、定期的なチェック監査を受け、第三者の認証機関による明確な衛生・安全管理の証として、認証取得を行うこととしました。

　弊社精米工場は、いわゆるフルオートメーションによる生産管理ではなく、工場設備の古さもありますが職員の人手による生産管理に依っている面も多分にあるため、FSSC22000認証の取得に際し、約1年の準備・教育期間を設け、工場担当職員はもとより、原料仕入れ担当、営業担当、経営管理担当職員を含め、その教育に重点を置き、HACCP基準に基づく衛生・安全管理をはじめ、異物、微生物による食品汚染への対応、意図的な攻撃への防御視点での安全確保体制の整備、工場で使用する資材に止まらず、水、空気の安全等多様な視点での衛生・安全管理方策を修得しました。

　今後は、このFSSC22000基準を基に、気象条件や職員の異動等様々な環境変化に応じ、衛生面、安全面でのさらに厳しい管理視点を持ち、弊社商品をご購入いただくお客様に引き続き安全で高い品質の商品をお届けするべく、たゆまぬ努力と厳しい管理体制を維持して参ります。

作成者：営業第三部　グェン