5月27日　滋賀県甲賀市にある「農事組合法人酒人ふぁーむ」様にお伺いし、有機JAS米コシヒカリの田植えを体験させていただきました。当日は、直営店「美米庵」で、毎日頑張って販売をしている3名の仲間と同行してきました。

「酒人ふぁーむ」様には、京都からは車を使って約１時間で到着。これほど近くに美しい田園風景があるのに驚きです。生産者の皆様やJAグループの皆様も沢山集まっていただき、まずは初体験の田植えの基本から教えていただきます。説明では、それほど深くなく、砂地なので田植えはしやすいとのことでしたが、いざ入ってみると、バランスはとれない・足が抜けない…等　思った以上に大変でした。

田んぼの中には、本当に沢山の生物が確認できました。千廣組合長からは、有機で取組んでいるからこそこれだけの生き物がいるという事を教えていただきました。

結局、参加していただいた皆様の力を大いにいただき、なんとか作業を終了。昨年の秋に収穫された有機JAS米コシヒカリをメインに皆様と一緒に昼食。最高においしかったです。

昼食後には、意見交換を行いました。生産者の方と直接お話ができる機会は少ないので、たくさん質問をさせていただきました。有機のおコメは作るのが大変で、収穫できる量も通常栽培の6~70％程度、農事組合法人を立ち上げて地域の若者からベテランまで力を合わせていること、有機JAS米をつくるルールの難しさなど…本当に勉強になりました。また、美米庵スタッフからは有機JAS米は玄米食を好む消費者に選ばれるなど生産者様が参考にしていただける会話もすすみました。

意見交換終了後は、大規模経営ならではの大型機械の見学などもさせていただき、驚きばかりの体験となりました。今回の経験を糧に、お店からもしっかり発信していきたいです。

作成者：業務部　廣瀬